鍛冶屋

こんばんわ!

自分は18歳から20歳後半までの約3年間
鍛冶屋として飯を食ってきました。
これから鍛冶屋になりたい方などの参考になればと
思い経験したことを話したいと思います。

鍛冶屋とは主にどんなことをしているのかと
いうと、鉄と鉄をくっつける溶接、
鉄を切るガス切り、そのガスで炙って鉄の形を変えたり、何に使うかわからないような物まで使い、
製品を作ったり、現場の壊れているとこの修理や
交換などを行います。
ほとんど火を使いますね。

火を使うのが茶飯事だったので、腕や足は
火傷だらけでした。
しかし先輩たちはあんまり火傷をしていない模様。
でも着替えてる時に大きな火傷の跡から小さいものまで、たくさんの傷がありました。
きっと先輩らも若い頃はたくさん火傷をして
仕事を覚えたんでしょうね。かっこよかったです。

火花熱く無いすか?と聞くと当たり前のように
熱いよと答えます。
自分も最初の方は熱くてやってらんねーなとか
思ってましたが、その熱さを耐えてる先輩らが
かっこよくて、一緒に入社した同級とよく強がりながら仕事してました。笑

しかし現場の温度的にかなり暑い時があり
40度を余裕で超えてくることがあります。
さらに鍛冶屋は火をメインに使うので
体感温度はかなり高く無理をすると熱中症になり
死に至るケースも多々見受けられます。

そんな時は30分で最前線を交代しながら
作業するのですが、もう本当に監督に
怒鳴りたいですよね。
職人は暑い中もう濡れてないとこが無くなる
ぐらい汗をかいているのに、工期が間に合わないと
煽ってきます。
頭にくると余計に体力の消耗も早くなるし、
焦ったりすると熱中症どころか他の怪我をする
恐れもあります。本当に神経研ぎ澄ましてますね。

自分はよく二日酔いで仕事をしてたんですが
その暑い現場の時や、夏の平日はもう酒を飲んで
二日酔いになる元気がなくなりましたね笑
OS1が美味しく感じたら危ないと
よく言われるんですが、
自分は何度か美味でした。笑

あと、熱中症になると体がつるなんて言いますが、
これは本当で、自分も手や肩、足などがつることも
よくあり、帰宅してもシャンプーしていると肩、
食器を洗っていると手をよくつりました。

熱中症の他にも危険な場面は
もっとたくさんあります。
優しかった先輩が本気で注意してくれるのは
後遺症が残ったり、死んだりする危険な
場面ばかりで、その先輩のおかげで
今も自分が何不自由なく職人できてると思います。

なので自分もあんまり面倒みない人間なんですが
危険な場面はすぐに教えるようにしてます。

こんな感じで鍛冶屋は厳しい世界なんですが、
本当にやりがいを感じることも多いです。

まずは溶接ですね。
最初の一年はあんまりやらせてもらえませんでした。当然ですよねできないんだから。
それでも簡単なとこはやらせてもらえました。
そんな簡単な作業でもやはり難しく、
特に「上り」と呼ばれる垂直に鉄をくっつける
アーク溶接が難しく最初の壁でした。

昼休み暇だったら練習しろと言われたんですが
その時の昼休みは本当に同級と二人でゆっくり
昼寝できる貴重な時間だったので寝てました笑

しかし経験を重ねるうちにこれではダメだ、
もっと綺麗に溶接したい、もっと早く溶接を終わらせるようになりたいなんて思い始め、
昼休みよく練習したものです。

しかし練習と現場では全く話が違います。

まず溶接する部分にペンキなどがついていたり
するとうまくくっつかなかったり、
鉄が薄くて熱を加えると穴が空いてしまう
なんてこともよくあります。
それでも臆することなく冷静に作業するんですが
なかなか上手くいかない場面ばかりでした、
先輩がケツを拭いてくれるときも
たくさんありました。

何度失敗しても自分で直せばいいんだからと言われ
後押しも何度もしてもらいましたね。

そんな感じで少しずつ会社のために働けるように
なってきたんですが、退職しました。

そこからは鳶として働いてたんですが、
鍛冶屋仕事を社長がたまに持ってきてくれて、
久々に溶接やガスを使うこともありました。

久々で緊張するしできると言ってその現場に
行っているのでプレッシャーもありましたが、
意外と体は覚えているもんですね。
そこの会社には鳶が多かったので
結構活躍できました。

単純に嬉しかったしやっぱり鍛冶屋も
面白いよなって思いました。

自分が今まで体験したことを頭フル回転で
考え、自分一人でアイデアを出しさらに
自分一人で作業するのですごく楽しいし
そうゆう時の集中状態ってかなり
気持ちいいんですよね。

数ミリ単位で考え、どうしたら早く綺麗に
仕事をこなせるか、先輩らを見てきたから
勝手に考えられるようになりました。

またなんか思い出したら話そうと思います。

それでわ!

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